紫外線などの様々なダメージを受け続けることで、年齢に関係なく20代でもシミができてしまいます。
20代だからといって、油断してはいけません。
20代のシミ消す化粧品で日々スキンケアをしたり、UVケアなどのシミ対策をしたりなど、シミ予防に努めなければ、ある日突然シミが出てくるかもしれないのです。
ここでは20代のシミ消すおすすめの化粧品や選び方、効果を上げる対策方法をご紹介します。
この記事の目次
20代でシミ?原因は何?
実は、20代からシミに悩ませれている女子がいます。それを聞くと、20代からシミ?と耳を疑ってしまうでしょう。
しかし、普段からシミ対策を徹底しいなければ、20代でもシミができてしまうのです。
20代のシミの原因は、次の3つです。
紫外線の影響
紫外線は美白の大敵です。肌が紫外線のダメージを受けると、これ以上のダメージを避けるために、メラニン色素が分泌されます。
メラニン色素は悪者のように扱われていますが、実は、紫外線などで刺激を受けた肌を守るために分泌される色素なのです。
紫外線のダメージ度が高いほど、メラニン色素の量が多くなり、肌への色素沈着率が上がります。
メラニン色素が肌に色調沈着すると、シミになります。
ターンオーバーの乱れ
メラニン色素が分泌されたとしても、肌のターンオーバー周期が正常ならば、古い角質とともにメラニン色素が排出されるので、色素沈着を挙げられます。
しかし、20代でも不規則な生活やストレスなどが重なって、肌のターンオーバー周期が乱れて、メラニン色素の排出がスムーズにいかなくなるケースもあるのです。
大人ニキビ跡
大人ニキビの炎症によって、色素沈着することでシミができやすくなります。
紫外線と同じく、大人ニキビの炎症も肌にとってはダメージとなるので、防御反応としてメラニン色素が分泌されます。
メラニン色素の量が多いほどに、排出が難しくなり、色素沈着してシミを作ってしまうのです。
20代のシミ消す化粧品の3つの選び方
20代のシミ消す化粧品を選ぶ際のポイントが3つあります。
効果があるシミ消す化粧品に出会うためにも、重要なポイントなので、押さえておくとよいでしょう。
分類をチェックする
20代のシミ消す化粧品には、化粧品、医薬品、医薬部外品の3つの分類があります。
これは、シミ消す化粧品だけではなく、化粧品全般に当てはまることです。20代のシミを消す化粧品のパッケージには、必ず、3つの分類の中のどれかが記載されています。
3つの分類の違いは、次のとおりです。
化粧品
別の分類の中で最も効果が緩やかな成分が愛護されており、美容目的に使用される製品のことです。
美容目的とは、きれいになる、美しくなる、清潔になる、健やかに保つなどを指します。
人体に対する作用が緩和なもので、皮膚、髪、爪の手入れや保護、着色、賦香を目的として用いられるもの。
引用元:www.jcia.org
効果が緩やかな成分のみでできているので、厚生労働省の認可がなくても、メーカーの判断で製造販売ができます。
医薬品
完全に治療目的で使用する製品を指します。
確かな効果や効能が厚生労働省より認められている成分で作られている本格的な製品なので、医師の処方箋がなければ手に入りません。
医薬部外品
医薬品と化粧品の中間あたりの効果を持つ成分でできた製品です。
配合されている成分の種類は、厚生労働省から認可されている、配合率が低いので医薬品よりも効果が緩やかです。
「医薬部外品」とは、厚生労働省が許可した効果・効能に有効な成分が、一定の濃度で配合されています。[治療]というよりは[防止・衛生]を目的に作られています。
引用元:www.kao.com
20代のシミ消す化粧品を選ぶときは、化粧品か医薬部外品を選びましょう。
肌が弱い人は、比較的効果が緩やかな成分でできている化粧品、できるだけ早く効果を感じたい人は、化粧品よりも効果が高い成分が含まれた医薬部外品がお勧めです。
美白成分をチェックする
20代ではなくても、シミ消す化粧品を探す時は美白成分のチェックが必要です。
シミ消す化粧品に配合されている美白成分の種類と特徴を知っておくと、スムーズに選べます。
例えば、ビタミンC誘導体やハイドロキノン、アルブチン、トラネキサム酸などが有名ですね。
どの成分も、シミの原因になるメラニン色素や生成の際に必要な成分に働きかけるものばかりです。
詳しくは、この記事を読んでくださいね。
[card2 id=”135″]保湿成分をチェックする
美白成分の次に大事なのが、保湿成分です。
美白成分ばかりを補給しても、しっかり保湿しなければ、バリア機能が低下するので、新たにシミが発生しやすくなります。
肌がダメージを受ける、ターンオーバー周期も狂ってしまうので、肌の生まれ変わり速度が低下します。
肌の表面にある角質層を潤すセラミドやその奥にある真皮層を保湿するヒアルロン酸、コラーゲンなどが含まれたシミ消す化粧品を選びましょう。
それぞれの保湿成分については、詳しくここに書いてあるので、参考にしていただけると嬉しいです。
抗炎症成分をチェックする
シミは炎症によって 発生することが多いです。
ニキビなどで炎症が起こると、肌の炎症から守るためにメラニン色素が分泌されます。
そのメラニン色素が肌に沈着することでシミができるのです。炎症が起こる前に抑える効果をもつのが抗炎症成分です。
植物由来のグリチルリチン酸2Kや甘草エキス、カミツレ花エキスなどの抗炎症成分が配合された20代シミ消す化粧品を選べば、シミ予防もバッチリですよ。
それぞれの抗炎症成分の特徴や効果についてはここに書いてあるので、ぜひ参考にしてくださいね。
コスパをチェックする
コスパとは、費用対効果のことをいいます。
つまり、コスパが良い化粧品は、費用と効果のバランスが取れているということ。費用が安くても、効果があまりなければコスパが良いとは言えません。
逆に、効果があっても、費用が高いならばコスパが良くないので、続けるのが大変ですね。コスパのチェックは、次の2つに重点を置いておこないましょう。
20代のシミ消す効果がある成分が含まれているか?
化粧品の効果は、配合されている成分によって大きく変わります。
また、20代のシミ消す化粧品に必要な成分が含まれていたとしても、配合量や配合率が少なければ十分な効果を得られませんね。
20代のシミ消す化粧品を選ぶときは、成分表を見て、次の2点をチェックしましょう。
- 20代のシミ消す化粧品に必要な成分の配合の有無のチェック
- 成分表に記載の成分名の順番のチェック
2点目の成分名の順番のチェックは、配合量を確かめるのに役立ちます。
成分表には配合量が多い成分から順に記載されているので、最初に記載されているほど、成分量が多いのです。
有効成分の名前がたくさん載っていたとしても、一番必要な成分名が後ろの方に記載されていることがあります。
一番必要な成分なのに、あまり配合されておらずに、効果が得られないケースもあるので要注意です。
1日あたりの費用はどれぐらいか?
20代のシミ消す化粧品の価格幅は、非常に広いです。
だからこそ、費用が分かりにくく、結局高いものを買ってしまったり、安いだけで飛びついてしまったりするのですね。
そんな時は、1日あたりか1ヵ月あたりの費用を割り出すと選びやすくなります。
どの化粧品にも、1回の使用量の目安が書いてあるので、そこから1日あたりか1ヵ月あたりの費用を割り出すといいでしょう。
割り出した費用から、無理なく使い続けられるかを判断すると、コスパの良い化粧品を選び出すことができます。
20代のシミ消すためのスキンケアのポイント
20代のシミ消すための化粧品を選び出したら、次はスキンケアのポイントを押さえておきましょう。
スキンケアのポイントを知っておくだけでも、シミ消す効果がかなり上がりますよ。
正しいクレンジングと洗顔を
スキンケアの基本は、クレンジングと洗顔です。
シミ消す対策のためのクレンジングと洗顔なので、ポイントはできるだけ肌に負担を与えないこと。
肌に負担を与えずに、しっかり洗浄するのが理想なのです。
クレンジングのポイント
- 蒸しタオルで肌を温めて毛穴を開いてからクレンジングをする
- シート色のクレンジングは摩擦によって刺激を与えるのでNG
- クレンジングをするときはゆっくりと優しく螺旋を描くようにしてマッサージする
- クレンジングのマッサージのポイントは優しくゆっくり
- クレンジングはぬるま湯で洗い流す
洗顔のポイント
- 泡洗顔の場合はたっぷりの泡で洗う
- クレイ洗顔の場合は強くこすりすぎないように気をつける
- 蒸しタオルで再び毛穴を開いてから洗うのがおすすめ
- 皮脂が多いTゾーンに先に洗ってから、他の場所も洗う
- 洗い流すときはぬるま湯がベスト
クレンジングと洗顔のポイントを押さえて、優しくしっかり肌を洗浄してあげましょう。
化粧水と美容液をつけるタイミングを逃さない
洗顔後は、できるだけ早く化粧水と美容液をつけましょう。
洗顔後は、毛穴がきれいになっているので美容成分が浸透しやすくなっています。
しかし、乾燥しやすいタイミングでもあるので、早めに化粧水や美容液を補給しなければ、浸透力がダウンしてしまいます。
洗顔後に、タオルで顔の水分を取ったら、すぐにでも化粧水をして、必要に応じて美容液もつけてあげましょう。
乳液かクリームで保護膜を張る
化粧水や美容液の後の乳液、クリームもすごく大事です。
皮脂量が多くオイリー肌だからと言って、乳液やクリームが入らないわけではありません。
逆に、乾燥しているから皮脂が分泌されている恐れがあるので、シミを防ぐためにもしっかり乳液かクリームで、保護膜を張ってあげることです。
また、化粧水や美容液の成分が蒸発してしまわないうちに、素早く乳液かクリームを塗るのもポイントになります。
乳液やクリームには油分がたくさん含まれているので、肌の表面に皮脂膜のような膜を張って、外からの刺激や内側からの蒸発を防いでくれます。
20代のシミ消す化粧品のランキングTOP5
20代のシミ消す効果が高く評価されている化粧品をランキング形式で5つご紹介します。
それぞれの特徴も紹介しているので、シミ消す化粧品選びの参考にしていただきたいです。
Qusomeホワイトクリーム1.9/ビーグレン
Qusomeホワイトクリーム1.9は、ビーグレンの独自浸透技術QuSome(R)とハイドロキノンを融合させたことで、 肌に刺激を与えずに必要な部分に成分を届けられる画期的なホワイトクリームです。
ハイドロキノンは性質が安定していないので、 熱や光にも弱く、クリームを塗ってから気になるシミの部分に 届きにくいデメリットがありました。
しかし、 Qusomeホワイトクリーム1.9はハイドロキノンの吸収速度はかなり速いので、ピンポイントで集中型してくれるのです。
エリクシールホワイト/エリクシール
エリクシールホワイトは、資生堂が独自開発した4MSKが成分の美白化粧水です。
4MSKは、サリチル酸を浸透しやすいように加工して誘導体で、メラニン色素を作り出すときに必要な酵素チロシナーゼの活性を抑える効果を持っています。
厚生労働省から認められている資生堂独自開発の医薬部外品有効成分です。
モイストローション/アスタリフト
モイストローションは、アスタリフトの独自成分CLリフレッシャー(R)の効果が最大限に生かされている美白ローションです。
独自成分CLリフレッシャー(R)は、ビタミンAとコラーゲンペプチド、アスタキサンチンが融合した複合成分。
肌の内側のダメージを少しずつ改善して、美容成分が隅々にまで行き渡りやすくしてくれます。
3種類のコラーゲンやヒアルロン酸も配合されているので、乾燥や刺激に強いみずみずしい肌になれること、間違いなしです。
ホワイトプロフェッショナル/ソフィーナ
カモミール由来のソフィーナ(花王)の独自成分カモミラETにより、シミ対策が期待できる美白美容液です。
いつもの化粧水にプラスするだけで、シミ予防と対策ができ、植物由来の成分だから肌に優しく安心して使えます。
カモミラETは、メラニン色素を作り出す細胞のメラノサイトが出すメラニン生成の指示をブロックする働きを持つ優れた美白成分。
そこにローズマリーエキス、ローマカミツレエキス、白樺エキス、キキョウ根エキス、アスナロ抽出液によって処方された独自のモイストブライト成分が加わり、角質を隅々まで潤わせてくれるのです。
角質層が潤えばバリア機能も高まるので、シミ対策につながります。
ホワイトニングローション&クリーム/サエル
サエルのホワイトニングローションとクリームは、セットで使うとさらに効果が高まる美白用の化粧水とクリームです。
ホワイトニングローションは、美白成分としてアルブチンとグリチルリチン酸2Kが配合されており、肌につけた瞬間すーっと馴染んでいくのが特徴的です。
保湿成分は水溶性のグリセリンを採用。
グリセリンの浸透力をさらに高めた高浸透グリセリンを配合し、すぐに浸透してしっかり保湿してくれる化粧水を実現できました。
ホワイトニングクリームは、サエル(ディセンシア)独自の特許技術 ヴァイタサイクルヴェール(R)により成分の浸透力を高め、密閉することに成功した美白クリームです。
浸透力が高いだけではなく、密閉力も高い点に注目ですね。
保湿力も浸透力も密閉力も抜群なのに、テクスチャーはさらっとしていて、 クリームだとは思えないほどみずみずしい感触。
有効成分はアスコルビン酸2-グルコシドとグリチルリチン酸2Kで、肌の酸化をブロックしてダメージをリセットしてくれるから、 できてしまったシミや今後のシミの対策にも期待できます。
20代のシミ消す効果を上げる対策方法
20代でシミ消す対策をするのなら、化粧品やスキンケアだけではなく、生活習慣などにも気を配るべきです。
中でも生活習慣や食生活を整えること、UV対策はすごく大事で、正しく対策することで化粧品やスキンケアの効果が大幅にアップします。
生活習慣と食生活の調整は、肌細胞の生まれ変わりに大きく影響します。
生活が不規則であったり、栄養バランスが悪い食生活を続けたりしていると、肌のターンオーバーが乱れて、シミができやすく消えにくい体質になります。
紫外線対策もしっかり行わなければ、さらにメラニン色素が放出されて、シミが濃くなってしまいます。
これらの対策については、こちらに詳しく書いてありますので、参考にしていただけるとうれしいです。
30代に向けてのシミ予防にも早めの対策がおすすめ
20代でシミがまだ出ていなかったとしても、早めに対策をしておかなければ、30代で急にシミが出てくる可能性もあります。
紫外線のダメージは肌に蓄積していくものであり、すぐにしみになるとは限りません。
だからこそ、表面化していなくても20代から早めにシミ消す化粧品で予防対策を始めるのがおすすめなのです。