美容大国として筆頭に挙げられるのが韓国で、こちらの国では強力なシミ取り治療の取り扱いがあることで知られています。できたばかりのシミなら化粧品によるケアで薄くなることもあります。
しかし、年数が経過して色素が濃くなったシミの場合では、専門的な治療を受けないとなかなか薄くならないことがあり、このようなときに役立つのが美容医療なのです。
こちらの記事では、今話題の韓国で受けられるシミ取り治療についてご紹介していきますので、ご興味がある方はぜひ、参考にしてみてくださいね。
韓国のシミ取りがすごいらしい!それってどんな方法?
それでは早速、韓国で話題のシミ取り治療についてご紹介します。
レーザートーニング
メドライトC6やQスイッチYAGレーザーなどのレーザーをシミ部分に照射して、シミを色素ごと剥がす治療です。
レーザーは濃い色素に反応する性質を持っているため、色素沈着したシミに対しても改善効果を期待できるでしょう。
レーザートーニングの特徴
メドライトC6を使用する場合では、従来のレーザーでは照射することができなかった肝斑にも照射できるという特徴があります。
さらに、毛穴の引き締め効果も期待できるといわれていますので、年齢によるたるみ毛穴でお困りの方にもおすすめできる治療だといえます。
また、レーザートーニングは単一の波長のレーザーを照射する方法で、ピンポイントで濃いシミを狙い撃ちできるという特徴もあるのです。
ただし、レーザートーニングはハイパワーのレーザーを照射するため、1週間程度のダウンタイム(回復期間)が必要になることがあります。
この治療によるシミ取りをご希望なら、ダウンタイムも考慮した上でスケジュールを立てておくと良いでしょう。
期待できる効果
レーザーを使い分けることによって、光老化によるシミや肝斑など、数種類のシミ改善効果を期待できます。
また、レーザートーニングには皮下のコラーゲン増殖効果も期待できますので、年齢によってハリを失ったお肌の改善効果も狙うことができるでしょう。
いろいろなシミ治療がありますが、レーザートーニングは低い出力のレーザーを利用しお肌に照射することによってシミや肝斑などの治療を行う総合美肌治療です。
専用のレーザートーニング機器を利用し、シミや肝斑などを改善したり除去することができます。
これまでレーザー治療を行った場合、その刺激から特に肝斑を悪化させるケースがあったので肝斑治療は難しいとされてきました。
しかし、レーザートーニングを利用すると低出力レーザーをお肌に照射していくので、少しずつメラニン色素を破壊することができ、今まで困難とされていた濃いシミや肝斑などにも効果を発揮することが可能です。
引用:銀座フェミークリニック
IPLレーザー
IPL(インテンス・パルス・ライト)という光を照射するシミ取り治療で、レーザートーニングよりもお肌への刺激が少ないという特徴があります。
IPLレーザーの特徴
レーザートーニングは、どちらかというと狭い範囲に密集しているシミや、部分的に浮き上がってきた濃いシミの改善に適した治療です。
それに対してIPLの場合では、複数の波長の光を顔全体に照射する方法であるため、レーザートーニングでは対応が難しい色素が薄いシミ改善効果も期待できるという特徴があります。
表面に浮き上がってきてから年数が経過しているシミの場合では、紫外線などの影響を受けて色素が濃くなっていることが多く、レーザートーニングのほうがおすすめです。
しかし、いつの間にかできていた薄いシミの場合では、表面に浮き上がってきてからまだ日が浅い可能性があり、色素が薄い分だけレーザートーニングのレーザーの反応が弱い可能性があります。そして、このように色素の薄いシミの場合では、IPLレーザーによるシミ取り治療のほうがおすすめできるでしょう。
期待できる効果
レーザートーニングでは対応が難しい色素が薄いシミ改善効果のほか、顔全体の美白効果も期待できます。つまり、ピンポイントのシミ取りというよりかは、顔全体の美白効果を狙いたい方におすすめできるのがIPLレーザーだということです。
なんとなくお肌の色が冴えない、糖化による茶ぐすみの可能性があるという方は、IPLレーザーで改善を目指してみると良いでしょう。
光(IPL)治療の場合はほとんどの機種がミリ秒単位のパルス幅で使われているため、パルス幅による効果の差は小さいと言えます。
光治療はレーザーに比べ、パルス幅が長いため、「威力が穏やか」「浅いシミに有効」「熱が広がりやすい」という特長になります。
従って、効果が比較的穏やかな代わりに、照射後に炎症後色素沈着が生じる可能性は低いと言えます。
引用:聖心美容クリニック
このように、レーザートーニングとIPLレーザーにはそれぞれに異なった性質があり、期待できる効果にも違いがあります。
なお、どちらの治療が適しているのかは診察を行うドクターの判断によって決定されますが、気になる治療があるのなら、カウンセリング時にドクターに提案してみてもいいかもしれませんね。
また、クリニックによっては両方を組み合わせたシミ取り治療が行われることがありますので、治療を受けてみたいという方は、まずはカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
韓国のシミ取りは日本よりも安い?
「韓国の美容治療は安い」という話を耳にすることがありますが、韓国のクリニックでは本当に安くシミ取り治療を受けることができるのでしょうか?
それでは、レーザートーニングとIPLレーザーについて、日本と韓国とでは必要な費用にどれくらいの差があるのか見ていきましょう。
施術名 | 日本(1回あたり) | 韓国(1回あたり) |
---|---|---|
レーザートーニング | 20,000円前後 | 15,000円前後 |
IPLレーザー | 30,000円前後 | 10,000円前後 |
このように費用の相場には日本と韓国で差が生じます。
これはあくまでも1回のみの価格の比較ですが、何回も治療を受けることを考えるのなら、渡航費用を考慮したとしても韓国のほうがお得という考え方もできます。
では、複数回の治療を受ける場合では、どれくらい費用の差が出るのでしょうか?
施術名 | 日本(5回) | 韓国(5回) |
---|---|---|
レーザートーニング | 100,000円 | 75,000円 |
IPLレーザー | 150,000円 | 50,000円 |
このように、5回の施術で比較してみると、レーザートーニングでは50,000円の差が、IPLレーザーでは25,000円もの差が出ることがわかりますね。
ここでは5回でご紹介していますが、シミの状態によってはそれ以上多い施術回数が必要になることも考えられますので、長い目で見れば韓国で治療を受けたほうが安上がりかもしれませんね。
特に韓国を目頻繁に訪れる機会があって、なおかつ韓国のシミ取り治療にご興味をお持ちの方は、韓国を訪れる際のスケジュールにシミ取り治療も組み込んでみてはいかがでしょうか。
シミ取り治療との併用がおすすめできるクリーム
シミ取り治療を受けても、紫外線ブロックを怠るとその高架が半減してしまうことがありますので、紫外線ブロックケアは常に意識して行いましょう。
そしてもうひとつ、シミ取りケアと同時に試していただきたいのが、ハイドロキノン配合のクリームによるケアです。
ハイドロキノンを高濃度で配合したクリームは、レーザートーニングやIPLレーザーを行えるクリニックで取り扱いがありますので、気になる方は医師に相談してみると良いでしょう。

韓国に行けない!そんなときには?
シミ取り治療を長い目で見るのなら、日本よりも韓国で受けるほうがお得になる可能性があります。
しかし、今後韓国を訪れる予定がない方は、ひとまず国内で治療を受けるしかありません。でも、がっかりしないでください。
実は、日本には韓国の美容医療を取り入れたクリニックが存在しているのです。
オラクル美容皮膚科がおすすめ
オラクル美容皮膚科は、韓国でお馴染の美肌治療を行うクリニックです。
こちらのクリニックは2016年開院とその歴史はまだ浅いのですが、韓国の美容医療をすべて受けることができるというメリットがあります。
また今回は、代表的なシミ治療であるレーザートーニングとIPLレーザーをご紹介してきましたが、こちらのクリニックでは美肌水光注射やフラクショナルレーザー治療の取り扱いもあります。
韓国のシミ取り治療に興味があってもなかなか韓国を訪れる機会がない方は、オラクル美容皮膚科による治療も視野に入れて、シミ改善を目指してみると良いでしょう。
まとめ
美容大国といわれる韓国には、女性が今以上に美しくなれる美容医療が数多く存在しており、全般的に安価な費用で受けられるというメリットがあります。
今回ご紹介してきたシミ取り治療は1回で効果を実感できる方もいるようですが、大抵は5回程度の治療が必要になりますので、長い目で見れば日本国内よりも韓国で治療を受けたほうがお得になるという捉え方ができるでしょう。
しかし、最近では日本国内でも韓国の美容医療を受けられるクリニックも登場してきていますので、韓国を訪れる予定がない方は、このようなクリニックでのシミ取り治療を検討してみても良いのではないでしょうか。