シミ取りクリームおすすめ6選!1ヶ月間使ったレビューも!

一度できればセルフケアが難しいシミは、有効成分入りのシミ取りクリームを使って時間をかけてケアしなければいけません。

シミ取りクリームは、ドラッグストアで販売されているものより、ネットが主流のメーカー製の方が効果的な成分が配合されているのでおすすめです。

今回は、実際に私が使って効果を実感できたシミ取りクリームや、ネット評価の高いシミ取りクリームをご紹介します。

シミ取りクリーム選び方のポイント

シミ取りクリームを選ぶときのポイントは2つあります。

  1. 美白有効成分、特にハイドロキノンが配合されているクリームを選ぶ
  2. 肌に負担をかけずに使い続けられるものを選ぶ

できてしまったシミを効果的にケアするために、シミ取りクリーム選びにこだわりましょう!

⑴シミ消し効果が期待できる成分が配合されているクリームを選ぶ

できてしまったシミ取りに効果的な美白有効成分は、ビタミンC誘導体とハイドロキノン、コウジ酸です。

美白有効成分は、他にもたくさんありますが、ほとんどがシミが新しくできる、濃くなるのを防ぐための成分です。

できてしまったシミへの効果はゼロではありませんが、あまり高くは期待できません。

ビタミンC誘導体とハイドロキノン、コウジ酸は、できてしまったシミへの効果が認められています。

ビタミンC誘導体とは
肌に浸透してからビタミンCに変化する成分です。

ビタミンCの不安定さを克服しながら、美白効果はそのまま発揮されます。

ビタミンCをもとに改変した化合物の総称で、実用化されているものはビタミンCの欠点である、安定性、あるいは皮ふへの吸収性を改善した成分である。多くのビタミンC誘導体は、安定性が高まった反面、ビタミンCの作用がなくなっており、皮ふの中の酵素で代謝(分解)され、ビタミンCがはずれて出てくる。したがって、作用はビタミンCと同様に、メラニン生成過程での還元作用やメラニンの淡色化作用である。いくつかのビタミンC誘導体が厚生労働省認可の医薬部外品有効成分として認可されている。

出典:資生堂シミ予防研究所

ハイドロキノンとは
イチゴやブルーベリーなど、天然にも存在する成分ですが、強い漂白作用とメラニンの生成を抑える効果が高く、クリニックで行われるシミやニキビ跡の治療にも使われています。

刺激が強いため、ハイドロキノン配合のシミ取りクリームは、ドラッグストアなど身近な店舗ではあまり販売されておらず、ネット通販での販売が主流です。

シミ取りクリームの中では、ハイドロキノン配合のクリームが特に人気を集めています。

ただし、肌質によっては刺激によって肌トラブルが起こる可能性があるため、パッチテストは必要不可欠です。

人によってはかぶれたり、皮膚への刺激が起こることがあります。赤みや刺激が強く出た場合はすぐに使用を中止し、医師に相談してください。

ハイドロキノンは非常に安定性が悪く、酸化してできるベンゾキノンという成分は刺激が強いので、純度の悪い原料を用いた製品や劣化(茶色に着色)したものを使用しないようにしましょう。

また、高濃度に長期大量に使用し、無防備に日光を浴びた場合などに色素沈着が起こった例がありますので、ハイドロキノン使用中は必ずUVケアをしてください。

出典:ロート製薬株式会社 スキンケア研究所

コウジ酸とは
日本酒やみそ、醤油など麹を使って作る発酵物から生まれた美白有効成分です。

コウジ酸の美白効果は、日本酒造りを行う杜氏の手が白く美しいことから発見され、シミの他に黄ぐすみへの効果も認められています。

コウジ酸の最大の特徴は、メラニンをつくる酵素の働きを抑えるだけでなく、メラニンの生成が始まる前に先まわりする、早い段階からのアプローチ。中でも、メラニン生成を促す「情報伝達物質の産生」「活性酸素の発生」「炎症」の3つのダメージを効果的に抑制し、メラニン生成を未然に防ぎます。

出典:デルメッド

佐々木りな

はっきりと「この成分が一番シミ取りに効きます!」とは言えません。

私はビタミンC誘導体とハイドロキノン、コウジ酸全てのシミ取りクリームを使いました。

一般的に効果が高いと言われていたハイドロキノンは、あまり効果を感じられず、コウジ酸のクリームが一番効果を実感できました。

肌質によって、相性の良い成分は違うので、自分にぴったりの成分を見つけるには、色々なクリームを使ってみるのがベストでしょう。

⑵肌に負担をかけずに使い続けられるものを選ぶ

シミ消しクリームの効果は、最低でも3ヶ月以上は使わないと実感しにくいので、使い続けられる肌に負担がかからないものを選びましょう。

特にシミへの効果が高く期待できるハイドロキノンは、肌刺激が強い成分です。

必ず、敏感肌でも使える低刺激性のものを選びましょう。

シミ消しクリームは、ネット通販が主なメーカー製で、1週間分のトライアルセットが用意されているものが多いので、まずはトライアルセットを試してみるのがおすすめです。
また、二の腕など目立たず皮膚が柔らかい部分にクリームを塗り、3日ほど様子を見てパッチテストをすると安心ですよ。
口コミをチェックするのも刺激を確認する一つの有効な方法です。

佐々木りな

私は普通肌ですが、ハイドロキノン配合のシミ消しクリームを使うときは、必ずパッチテストを行なっていました。口コミもチェックして、肌トラブルが起こったという声が多いものは避けるようにしていましたね。

あとトライアルセットも大事です!まずトライアルセットを試してみて、問題がなければ本品を購入しましょう。本品を買って「やっぱり肌に合わなかった」なんてことになったら、無駄遣いで終わってしまいます。

シミ取りクリームおすすめ6選<ネット購入できる商品>

今回は、口コミ評価の高いシミ取りクリームから、私が実際に使用して効果を実感できたおすすめのシミ取りクリームをご紹介します!

1. KISO ハイドロ クリーム SHQ-5 10g

  • 美白成分:ハイドロキノン5%、グリチルリチン酸2K
  • その他の美容成分:ホホバオイル、ヒアルロン酸、プラセンタエキス、リピジュア
  • 医薬部外品:ー

酸化しにくく低刺激な安定型ハイドロキノンを高濃度配合したクリームです。シミ部分に使う専用クリームで、夜のスキンケアの仕上げ段階で使います。

ハイドロキノンが高濃度配合されているので、肌質によっては赤みができることがありますが、赤みが消えたあとにシミが目立たなくなるという声が多いんです。

極度の敏感肌以外の人でも、使うときはパッチテストを行なってくださいね。

2. ランテルノ ホワイトHQクリーム

  • 美白成分:純ハイドロキノン5%
  • その他の美容成分:ビタミンC誘導体、ヒト型セラミド、幹細胞エキス
  • 医薬部外品:ー

こちらもKISOと同じく、リーズナブルな価格で手に入るハイドロキノン入りのシミ取りクリームです。

ピンポイントで夜に使うタイプで、配合されている純ハイドロキノンは、安定型ハイドロキノンよりもハイドロキノン自体の効果が高く期待できます。

KISOや他のハイドロキノン入りのクリームでは効果がなかった、という人におすすめです。

3. ビーグレン QuSomeホワイトクリーム1.9,/h3>

  • 美白成分:QuSome化ハイドロキノン
  • その他の美容成分:スクワラン、アスコルビン酸、ハイビスカス花発酵液
  • 医薬部外品:◯

最新浸透技術でシミに成分をしっかり届ける、ビーグレンのクリームです。
浸透力を高めたハイドロキノンで、刺激は抑えつつ、ハイドロキノンのシミへの効果で使い続けるほどに透明感のある肌を目指せます。
ビーグレンはトライアルセットが用意されているので、いきなり本品を購入しなくても、あらかじめトライアル品で肌との相性を確かめられて安心です。

4. POLA ホワイトショット SXS

  • 美白成分:m-Aクリアエキス
  • その他の美容成分:m-シューター、クリアノール
  • 医薬部外品:◯

ポーラのクリームは、数々の雑誌で取り上げられているヒット商品で、価格が高いぶん効果を実感できたという人がたくさんいます。
ポーラ独自の研究で、シミ部分のメラニンの独特の働きを解明し、効果的に働く独自成分でできたシミにアプローチします。
リッチなクリームがシミ部分に高密着して、じわじわと成分を効かせる密着力の強いクリームです。

5. HANAオーガニック オーガニックホワイトクリーム

  • 美白成分:天然型ビタミンC誘導体
  • その他の美容成分:8種類の和漢植物エキス
  • 医薬部外品:◯

敏感肌でハイドロキノンやビタミンC誘導体入りのクリームは、刺激が強くて使えない人におすすめの100%オーガニックなシミ取りクリームです。
オーガニック製なので、効果は穏やかですが使い心地がやさしく、肌刺激の心配なく使えます。
生理前や季節の変わり目に肌が荒れる、という人にもおすすめです。肌に負担をかけず、じっくり気長にシミをケアできますよ。

6. デルメッド ホワイトニングスポットクリーム

  • 美白成分:コウジ酸
  • その他の美容成分:サリチル酸、ビタミンE、アラントイン、ヒアルロン酸
  • 医薬部外品:◯

シミと黄ぐすみへの効果が期待できるコウジ酸配合のシミ取りクリームです。
コウジ酸配合のクリームは他社製のものもありますが、デルメッドのクリームには、ピーリング成分も配合されているので、シミ部分の代謝を促し、より効果的にシミにアプローチします。
シミ部分の炎症を抑える成分も配合されており、できてしまったシミのトータルケアが可能です。

シミ取りクリームでケアできるシミの種類

シミ取りクリームでケアできるシミは、3種類あります。
薄くできないシミもあるので、シミ取りクリームを購入する前に、自分のシミがクリームでケアできるものかどうか確認してくださいね。

シミ取りクリームでケアできる3つのシミ

  • 老人性色素斑:原因は紫外線
  • 炎症後色素沈着:原因はケガややけど、吹き出物でできた炎症の色素沈着
  • 肝斑:原因は女性ホルモンの乱れ

この3つのシミは、スキンケアと食生活、生活習慣の改善を続けることでセルフケアが可能です。

シミ取りクリームでケアできない3つのシミ

  • そばかす:原因は遺伝的なものが多い
  • 脂漏性角化症:原因は加齢や紫外線
  • 花弁状色素班:原因は紫外線、背中の肩周りに広範囲にできる

上記3つのシミの場合は、シミ取りクリームをはじめ化粧品だけではケアが難しいです。
皮膚科や美容クリニックなどで一度相談し、レーザー施術やケミカルピーリング、イオン導入などを受けるのを検討してみてください。

【レビュー】口コミ高評価のシミ取りクリームを1ヶ月使ってみました

私が今回使用したのは、「KISO 安定型 ハイドロキノン 5%配合」というシミ取りクリームです。
例えばビーグレンやアンプルールのように、大々的に宣伝されているシミ取りクリームではないので、初めて聞いたという人は多いのではないでしょうか。

私がKISOを選んだ理由は、ズバリ安さですね。
ハイドロキノン配合のシミ取りクリームは、シミへの効果が高く期待できるぶん、価格が1万円近くの高級品が多いですよね。
KISOはハイドロキノン配合のシミ取りクリームの中では、珍しい2,000円以内で購入できる安さで、口コミ評価も良かったので即購入ボタンを押しました。

ハイドロキノン配合のシミ取りクリームは、夜のみ使用なので寝る前にシミ部分にのみ塗って使います。
KISOのクリームも使い方は同じです。
注意が必要なのは、日中の紫外線対策で、ハイドロキノンを塗ると紫外線の影響を受けやすくなるため、シミ取りクリームを使う前よりもUV対策は念入りに行いました。

1ヶ月使った結果ですが、シミが完全に消えることはありませんでしたが、コンシーラーを使ってシミを隠す必要は無くなるほどになりました。
すっぴんになるとさすがにシミがあるのがわかるのですが、ファンデーションを塗るだけで隠せるようになったので満足です。

ちなみに、私は敏感肌よりの普通肌ですが、KISOのシミ取りクリームを塗って赤みができることはなかったですね。
ヒリヒリ刺激も感じませんでした。

個人的には、1万円近くもしたアンプルールのクリームより、今回試したKISOのシミ取りクリームの方が効果があったように感じます。
できるだけ安くシミ取りクリームを使いたい、という人はKISOのクリームを試してみてください!
ちなみに、KISOのクリームはドラッグストアなどでは販売されていないので、ネット購入がおすすめです。

シミ取りクリームは最低でも3ヶ月は使って!

シミ取りクリームを使って刺激を強く感じる、赤みが収まらないなど、肌トラブルが起きない限り、最低でも3ヶ月は使い続けるようにしましょう。
よく宣伝広告で「シミがかさぶたになって取れた!」と、まるでシミがぽろっと簡単に取れるような宣伝文句が見られますよね。

セルフケアでシミがぽろっと取れることはありませんし、効果の高いハイドロキノン入りのクリームでも、数日でシミが消えることもありません。
根気強く使い続けることが、シミのセルフケア成功の鍵です。
自分に合うシミ取りクリームを見つけたら、じっくりと時間をかけてケアをしてくださいね!