「そばかす」の原因とケア方法を徹底解説!

肌の色は白いほうなのに、頬や小鼻にポツポツと広がる「そばかす」。鏡を見るたび、すごく気になりますよね。

そばかす女子は、巷では素朴でやさしいイメージがあり、男性ウケもいいらしいけれど、やっぱりそばかすがない肌になりたい、そんな方も多いはず。

そこで、こちらではそばかすの原因や予防法、効果的な対策法やそばかすを消す方法をご紹介。

そばかすを何とかしたいという方、ぜひチェックしていってくださいね。

そばかすって何でできるの?特徴と原因

そばかすというのは、鼻から頬骨一体にかけてできる、小さくて黒い斑点のことをいいます。

雀の卵の模様に似ているため、雀卵斑ともいい、大きさは大体直径5ミリ以下。顔だけでなく、背中や腕などボディにもできることがあります。

色白の欧米人によく見られますが、日本人でも色白の人に多い症状で、一般的なシミ同様、メラニンが肌に定着したものです。

そばかすができやすい肌は紫外線にも敏感で、メラニンが作られやすいのが特徴。

メラニンが過剰に作られてしまうため、肌のターンオーバーによるメラニン排出が追いつかず、蓄積されたメラニンが肌表面に定着してしまうというのが、そばかすの原因です。

そばかすは遺伝的なものとよく言われますが、先天性のそばかすの場合、そばかす自体が遺伝するというよりも、そばかすができやすい肌状態が遺伝している状態。

思春期の頃が最も目立ちやすく、年齢が進むにつれて徐々に目立たなくなっていくケースが多いようです。

一方、成人してからそばかすができ始めたという後天性のそばかすも、メラニンが過剰に生成されてしまうことが原因。

先天性のそばかすは、年齢とともに薄くなる傾向がありますが、後天性のそばかすの場合、消えにくいのが特徴です。

どちらのそばかすにしても、紫外線を浴びるとそばかすが濃くなったり、増えたりしてしまうため、とにかく予防が肝心。

紫外線を防ぐケアと、肌のターンオーバーを促すケアを日々徹底していくことが大切です。

そばかすを消す方法はある?予防法と効果的な対策

そばかすを防いだり、目立たなくしていくためには、毎日のケアがとても大切。

こちらからは、そばかすに効果的な予防法や対策方法をご紹介します。

紫外線対策を徹底し、肌を刺激しない

そばかすも一般的なシミと同じく紫外線の影響を大きく受けます。特にスキーや海水浴など強い紫外線を浴びると、そばかすの数が増えたり、色が濃くなったりしてしまいます。

メラニンの過剰な分泌を避けるためにも、日頃から紫外線対策を徹底し、ちょっとした外出でも日焼け止めやファンデーション、日傘や帽子などで紫外線をしっかりガードしましょう。

また、肌への刺激もそばかすの色を濃くしてしまうことがあるため、クレンジングや洗顔でゴシゴシこすったり、肌を強くマッサージしたりと、肌を摩擦するスキンケアはNG。

低刺激な化粧品で、毎日肌をいたわる、やさしいスキンケアを行うよう心掛けましょう。

美白化粧品とピーリングを併用する

そばかすも、一般的なシミ同様、美白化粧品によるケアが有効。

ビタミンC誘導体やアルブチンなどの美白有効成分を配合した化粧品でメラニンの生成を防ぎましょう。

また、週に一、二度のピーリングもおすすめ。美白成分が浸透しやすくなるだけでなく、肌のターンオーバーが促され、メラニンが排出されやすくなります。

そばかすに効果的な栄養素をとる

そばかすを予防・改善するには、外側からのケアだけでなく、内側からのケアも大切。

メラニンの生成を抑制したり、メラニンの黒色を淡色化する働きのあるビタミンCを積極的に摂取しましょう。

ビタミンCは、そばかす予防に効果的なだけでなく、肌のコラーゲンをサポートしたり、肌の皮脂バランスを整えたりと、様々な美肌効果が期待できる万能な栄養素。

体内にためておくことができないため、毎日意識してこまめに摂取することが大切です。

また、そばかすを目立たなくするにはビタミンEもおすすめです。

ビタミンEには肌をリカバリーしたり、新陳代謝を促す働きがあり、ビタミンCと一緒に摂取することで、抗酸化作用がアップ。そばかすを防ぐだけでなく、肌の老化も防ぐことができます。

こうした栄養素をなかなか食事でとることができないという方は、美白サプリメントや医薬品を活用してもOK。

体の内側からも、そばかすをしっかり予防していきましょう。

そばかすを消すならレーザー治療を

確実にそばかすを消すならレーザー治療がおすすめ。美容皮膚科では、そばかすの治療法としてQスイッチレーザーがよく使われます。

Qスイッチレーザーは、肌が赤くなったり、かさぶたができたりといったダウンタイムがありますが、1回の照射で治療が完了します。

価格は、程度や範囲によりますが、顔全体で10~20万、頬と鼻部分で5~15万、鼻のみで2~3万といったところです。

レーザー治療でそばかすを消すことはできますが、再発する場合も多いです。

専門医とよく相談の上、治療を行ってくださいね。

まとめ

以上、そばかすの予防法や対策法、消す方法についてご紹介しました。

先天的なものにしろ、後天的なものにしろ、そばかすができやすい方は紫外線の影響を受けやすい肌だということを自覚することが大事。

紫外線対策を徹底しながら美白ケアや保湿ケアを行い、そばかすの目立たない肌を目指してくださいね。